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生活をつなぐ、命の水。北海道の大自然が育んだ名水「京極のふきだし湧水」

2017.07.14 @cosme nippon Story @cosme nippon編集部

「ゴーッ」という大きな音をたてながら絶え間なく水が湧き出る様子は、
まさに“ふきだし”という表現がぴったり。

札幌から車で約2時間。富士山に似た美しい稜線から
“蝦夷富士(えぞふじ)”と呼ばれ親しまれる羊蹄山の麓の地、
京極町に湧き出しているのが、日本名水百選にも認定される「京極のふきだし湧水」。
北海道の人なら知らない人はいない名水です。

日本のあらゆる場所を訪ね、女性の美しさをさらに引き立てるビューティ素材を探し出す「@cosme nippon Story」。今回の旅の舞台は雄大な自然に囲まれた北海道。

肥沃な土地が育んだ農産物や豊かな海産物、盛んな酪農から生まれる新鮮な素材は、
言うまでもなく“北海道ブランド”として広く愛されていますが、今回私たちが注目したのは「水」。

なぜなら直接肌に触れるスキンケアの場合、原料はもちろんベースとなる水も、本当に安心して使える肌に優しいものを選ぶことが大切だから。

ミネラルウォーターを使った海外コスメは多くありますが、まだまだ日本の水を使用したコスメは少ないのが現状。そこで、不純物が少なく、成分をスムーズに肌に届けてくれるピュアなミネラルウォーターを探し求めることに。
北海道内15カ所以上の湧き水を厳選してたどり着いたのが、開拓当初から愛され、親しまれてきた「京極のふきだし湧水」だったのです。

湧水池は自然を残した状態で保全されており、「ふきだし公園」として整備。
湧水口には不動明王がまつられており、夏になると「しゃっこい祭り」が開催されます。今年で28年目を迎えるこのお祭りでは、町をあげて水の恵みに感謝し、水の安全を祈願しているそう。ちなみに“しゃっこい”とは、地元の言葉で“冷たい”の意味。
年間を通して水温が6.5〜6.8℃と一定で、駐車場から階段を下って湧水池に近づくと、夏でも少し肌寒く感じるほど、ひんやりとした静謐な空気に包まれます。

撮影で訪れたこの日は、近隣の真狩村や、約200キロ離れた函館から水を汲みにくる人たちの姿も。そのほとんどがリピーターで、大きなポリタンクを抱えてやってきたご夫婦は、「この水で沸かしたお茶はまろやかで格別。2日に1度は汲みにくるんです」と教えてくれました。

また、平日にもかかわらず、次から次へと大型バスがひっきりなしにやってきて、海外からの観光客でにぎわっていたのも印象的。自然が守られた美しい湧水池の景観ときれいな水は、外国の方々にも新鮮な驚きと感動を与えているよう。年間70万人もの観光客が訪れ、長旅の疲れをリフレッシュしているそうです。

京極町は、冬になると積雪が2メートルを超える豪雪地帯。当然、羊蹄山の積雪も多く、6月頃まで完全に消えることのない雪がじっくりと地面にとけ、約70年の歳月をかけて天然ろ過されます。羊蹄山は溶岩や火山灰などからできた火山。地下水が地中を流れ落ちる際に様々な不純物が丁寧にろ過され、限りなくピュアな軟水が生まれるのです。

1日に湧き出る水の量はなんと8万トン。これは約30万人分の生活用水に相当し、国内最大級。肌触りはやわらかく、喉ごしはまろやかで甘みさえ感じるほど。
この湧き水を使った製氷製品やお酒、コーヒーやお茶などの商品が多く作られていて、特にミネラルウォーターは北海道のコンビニでは定番商品。

さらに驚きなのが、京極町では54年前の1963年から飲料水道水として使用されていること。臭みも少なくおいしさは抜群。この水で炭酸水を作り、ハイボールを楽しんでいる人もいるそうです。

各家庭では飲料や料理などはもちろん、洗顔や歯磨き、お風呂の水にも使われています。蛇口をひねれば名水が出る、地元に住んでいなければ味わえない最高の贅沢。
町の特産品である馬鈴薯や人参の洗浄など工業用水として使われていることからも、生活になくてはならない命の水だということがわかります。

開拓当時から現代まで、人々の手によって大切に守られ、愛されてきたふきだし湧水。
羊蹄山という天然のろ過装置によって丁寧に丁寧に不純物を取り除いた、限りなくピュアな名水と出合えた私たちは、この度、「北山麓の雪どけハーブ水 クレンジングウォーター」と「北山麓の雪どけハーブ水 フェイス&ボディミスト」として、唯一スキンケアに採用しました。

地元の人たちだけに許されてきた贅沢な水の恵みを、ぜひあなたの肌でも体感してみてください。

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