うるおい成分・フコイダンの正体っていったい何だ!?(前篇)

2017.03.06 @cosme nippon Story @cosme nippon編集部

琉球美人を育むというオキナワモズクエキス(フコイダン)がどういうものかちゃんと知りたい! そんなみなさまの気持ちにお応えして、オキナワモズクからフコイダンを抽出しているという沖縄県うるま市の研究施設・サウスプロダクトを訪れました。

社会科見学の気分で研究施設を訪れた私たちは、長年フコイダンの研究をしているという友利さんに、美容や健康の分野で近年注目されているフコイダンとはいったい何なのか、お話を聞いてみました。

「フコイダンというのは、主にコンブやワカメ、モズクなどの海藻に含まれる成分です。わかりやすくいうと、あのヌルヌルとした粘液に含まれているのがフコイダンなんですね」

たしかに私たちが知っている海藻はみんなヌルヌルっとした印象です。しかしあの粘液がどんな役割を果たしているんでしょう。

「オキナワモズクのあのヌルヌル。実は乾燥や傷からのダメージを防ぐとても重要な役割を持っているんです。海の潮が引いて海藻が日光にさらされてもすぐに干からびないのは、このヌルヌル(フコイダン)があるからだと言われているんですよ」

そういえば!!!!

港で漁師さんが見せてくれた養殖の種付けに使うモズクも、しばらく外に置いてあるのに瑞々しいままでした!

「フコイダンは、元々20世紀初頭にスウェーデンで発見されたものですが、健康食品として使われ始めたのはつい最近のことです。日本人は古事記・日本書紀の時代から海藻を食べていたので、海藻食の文化がありましたが、ヨーロッパでは海藻は肥料でした。食べものとして認知されるまでに時間がかかったんですね。ですから、オキナワモズク由来のフコイダンの研究は日本が進んでおり、それはオキナワモズクが沖縄の固有種という貴重な海藻だからなんです」

たしかに、私たちが当たり前のように食べているモズクも、フラットな視点で見ればなかなかインパクトがある見た目。海外の人が食用にしてこなかったのもわかるような気もします。

「フコイダンが抽出できる素材としては、主にワカメ・コンブ・オキナワモズクと3種類ありますが、私たちはオキナワモズクを使っています。理由としては2つあり、オキナワモズクは、奄美大島から石垣島(八重山諸島)のあたりまででしかとれない固有種であるということ。もうひとつは、フコイダンの抽出効率がいいということです。ワカメやコンブを切るとネバネバした液体が出てきますが、その中にはアルギン酸がたくさん含まれています。モズクにはこのアルギン酸がほとんど含まれていないので、『純度の高い』フコイダンを抽出することができるのです」

海藻が乾燥や傷などのダメージから自らを守るために使っているフコイダン。それが多く含まれているのが、沖縄の名産・オキナワモズクなのだとか。ははあ、なるほどなるほど! 照り付ける太陽の下で暮らす沖縄の人がなぜきれいなのかだんだんわかってきた気がしましたぞ!

ニッポンの隠れた美の宝物を探す旅に出よう、
Have a nice trip, have a nice nippon! 物語は、後篇へと続きます。
うるおい成分・フコイダンの正体っていったい何だ!?(後篇)

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